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Wonder. 57　★
　アグラ・フォート（Agra Fort）駅に、2時間40分遅れの8:45到着。 駅を降りると強烈なオートリクシャの客引きの渦。 その時は人が良さそうに見えた兄ちゃんとRs70で交渉成立。乗せられたのは、彼の父親のリクシャ。黒塗りでかなりポンコツ。エンジンは今にも止まりそう。クラッチも滑ってる。荷台は狭くて荷物ぎゅうぎゅう詰め。ホテル・カマル（Hotel Kamal）に到着。その親父（ジェラル）とパチ。このときは穏和で人も良さそうに見えたが、後でじっくり見ると顔つきワルイ。

Wonder. 58　★★
　チェックインして、ホッと一息。屋上でタージ・マハル（Taj Mahal）を見ながら朝食。カシミール・ビルヤーニ（Kashmir Biryani：炒飯）と野菜スープ。上にかかっている白いのは、豆腐みたいなチーズ。リスちゃんが、おこぼれ貰いに寄ってくる！(^｡^)

Wonder. 59　★★★★★
　ジェラルの提案で半日観光へ出発。【アグラ城（Agra Fort）⇨イティマド・ウッダウラー廟（Itimad-ud-daulah's Tomb／別名〜Baby Taj：ベビー・タージ）⇨タージ・マハルの夕焼けシルエット（幻のBlack Taj）】の予定。両替がしたいと言ったら、連れて行かれた立派な両替所。正規レートだと１円＝Rs0.34が、ここではRs0.31。しかも、Rs100手数料で取られて、１万円がRs3000！　さらに、渡された札束を数えたらRs2500。文句を言ったら渋々Rs500出してきた。後で考えると、これが恐ろしい事件の序章だった・・　(>_<)ゞ

※教訓：インド（海外）で両替したいときは、タクシーやリクシャの運ちゃんなどに「両替したい」なんて絶対に言ってはいけない。まともと思われる銀行や両替屋近くの関係ない目的地を告げ、こっそり自分で行く方が安全。現金を沢山持っていることを悟られるような行動も危険だ。
　両替する時は、前もってレートを尋ねて（表示していない事自体怪しいけど・・）あまり悪かったらやめる。後ろが混んでいようが、受け取ったお金はその場ですぐ確認して、違っていたらすぐ「違うだろ！」と怒る事が大切だ。おまかせはコワイ。「相手を信頼していたのに！　騙された！」という日本的発想は通用しない。「騙される方がマヌケなんだ！」って感じ・・　文句を言うと悪びれもせず、 ちゃんと正しい金額を渡してくる。これがワンダーインドの常識！

Wonder. 60　-
　気を取り直してアグラ城へ。ヤムナー河畔にそびえる1565年にアクバル帝が築いたムガル帝国権力の象徴。入城一人 $5（Rs250でもOKだけど、今はドル安 $5= Rs187 なので、ドルで払うのがお得！）+ Rs50( ADA 〜インド考古学局に払う料金）

Wonder. 61　-
　ムサンマン・ブルジュ（囚われの塔）と遥か彼方にタージ・マハル。シャー・ジャハーンは帝位を狙う三男アウラングゼーブによって、ここに幽閉され、遠く妻の墓を見ながら晩年を過ごした。

Wonder. 62　★★
　白大理石に様々な色の石を削ってはめ込んだ象眼細工の装飾。 気が遠くなるほど細かく繊細で美しい。 亡き愛妃ムムターズの為に、ムガル帝国第５代皇帝シャー・ジャハーンが22年の歳月をかけて建てた世界一豪華なお墓がタージ・マハル。建物自体は7年で完成したが、美しい象眼細工を施すために、その後15年もかかった。

Wonder. 63　★★
　どこともなくチャパティを持って現れたおじさん。こうやってエサをやるんだヨ！と教えてくれた。リスちゃん可愛い！　その後Rs20請求された。┐(´-｀)┌

Wonder. 64　★★★★
　アグラ城を出たら、待っていたのはジェラルではなくその息子（Wonder. 57の写真で手を振ってたヤツ）といかにも人相の悪いハチマキオヤジ。何故か長い棒を持っている。不気味。とりあえず、次のイティマド・ウッダウラー廟（別名ベビー・タージ）へ。この廟に使われた大理石の透かし彫り技法が、のちにタージ・マハルに受け継がれたそう。1622〜28年、ムガル帝国時代にジャハーンギールの妃、ヌール・ジャハーンが父母のために建てたお墓。

Wonder. 65　★★★★★☆☆☆☆☆
　この後、タージ・マハルの夕焼けシルエット（幻のブラック・タージ）を見に行く予定だったが、そこはヤムナー河を挟んでタージ・マハルの反対側。 夕暮れ時で人気も少ない。男２人相手では勝ち目はない。 しかも、インドでは、かなり高級なホテルでさえ貴重品をホテルに置いておくのは危険！ということで、パスポートや全財産を身につけて持ち歩いていた。 盗られてしまったら日本にも帰れない。 今朝、列車で親切にいろいろ教えてくれたガイドさんも、アグラでは気を付けろ！と言っていた。そんな訳で、幻のブラック・タージは残念だったが、奥さんの具合悪くなったから・・ と嘘をついてホテルに戻ることにした。ホテル着いてからも「明日行こう行こう！」と執拗に誘ってくる。実に怪しい！！　こわい怖い体験だった。もしも幻のブラック・タージを見に行っていたら？　考えただけでもゾッとする。(゜_゜;)

Wonder. 66　★★★★
　充電中、カメラのバッテリーチャージャーが爆発した！　多分日本の電力会社にはあり得ない高電圧が掛かったのだと思うが・・(>_<)ゞ

Wonder. 67　★
　インド旅行者絶賛のレストラン、ジョニーズ・プレイス（Joney's Place）で夕食。マトン・ビルヤーニ（Mutton Biryani）、 マトン・ジャッフル（Mutton Jayffeles）は絶品！　同席で仲良くなったフランス人カップルのステファンとシンディー（Stephane & Cindy）。訛りのない英語が心地よい！(^｡^)

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