自分にとって写真て何だろう？　といつも考え続けてきました。衝動にかられて夢中で撮影しているときもあれば、全くカメラを手にしない時期があったり・・　精力的に写真を撮りまくってコンテストに応募するわけでもなく、芸術的な表現を追求している訳でもなく・・　こんな体たらくじゃダメ？　でも撮影するのは好き！　そんなこんなでも、ず～と続いてきた理由・・　最近（2005年の秋）、悟りました。 　自分にとっての写真は、「記憶」なんだと思います。そう・・「記憶」。確かに、その時、その場所に自分は存在して、それを「そのように見た！」記憶です。他の人はどんな感じか分かりませんが、自分はかなり記憶力が弱いのじゃないかと思います。あの時、見て、聞いて、触れて、感じた事・・　結構すぐ忘れてしまうような気がします。 f^_^;　なので、暗記物は大の苦手・・（○｀ε´○） 　事実、写真は憶えている・・　かなり前の写真を見ると、こんな所に行ったけ？　なんて思う時もありますが、その時の感動、空気、音、温度、風、光、匂い・・etc. 様々な感覚がイメージと共に鮮明に蘇ってきます。時間を超えて、改めてその時のシャッター切った瞬間の感覚を、再び味わえることが好きなのだと思います。 　基本的にシャッターを押す瞬間、自分は何かを感じています。その「何か？」を「記憶」に留めたいのか「誰かに伝えたい」から写真を撮っているのかもしれません。絵、音楽、文、言葉・・方法は他にもあるとは思いますが、自分には写真だった・・　そんな訳で、このページは「記憶」です。撮影して、とりあえず気に入った写真を並べてみました。沢山たまったら何か見えてくるかも・・　かな？