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Wonder. 20　★★★★★
　初めてのインド鉄道体験。余裕を持って１時間前にホテルを出発。ニュー・デリー駅まで800m程。ゆっくり歩いても15分程度の距離だったが、スーツケースもあったのでサイクルリクシャに乗った。そして！　こいつ→の口車に乗せられて、とんでもない事に！！「乗車ホームは反対側の入り口が近いよ」言われ・・　ぐる～～と大回り、心臓破りの高架橋を越えて30分も遠回り・・おまけにサイクルリクシャは進入禁止とかで、降ろされた所から駅入り口まで広大な広場を走るハメに！　全部歩いた方が近かった。乗り遅れたら翌日でも乗れる保証はない。
もうヒヤヒヤ。(゜_゜;)

※教訓：インド旅行では、不用意に「イエス（Yes）」と返事をしてはいけない。
自分で把握していない提案は覚悟して受けよう！　あちらから言い寄ってきた人の提案は親切そうな印象でも、しっかり裏付けをとって承諾しないとトホホな結果になる。でも困ったときや、こちらから尋ねたときには、みんな親切に助けてくれたり、丁寧に教えてくれます。インドに行くと『ノー！（NO!）と言える日本人』になれます。

Wonder. 21　★★★★
　インドの鉄道に改札はない。日本のように懇切丁寧な案内表示もない。駅員らしい人が見分けられない！　乗るのは１等のコンパートメント寝台Poorva Express No.2382。座席の割り振りは当日決定し車両ドア脇に張り出されるので、チケットに座席番号は無く「CONFIRMED」とだけ記載されている。該当車両の入り口まで辿り着かなければ座席番号も分からない。しかも、ドットインパクトプリンタ（20年前は日本でも主流）の小さな字。ホームのどちらが前後ろ？　車両間の行き来もできない構造なので、とりあえず飛び乗って座席を捜すのも無理。何が何やら訳ワカメ？で半狂乱！　なんとかポーターをつかまえて、発車5分前にギリギリ滑り込みセーフ。

Wonder. 22　★★
　エアコン車両の窓は、強烈な日差しを遮光するためにスモーク。景色は楽しめない。暗くなると、外は全く見えない。明るい間はうっすら見えるけど、うす暗くなるとまっくら！(>_<)ゞ　

Wonder. 23　★
　昔懐かしい「ぼっとんトイレ」覗くと線路が見える↓

Wonder. 24　★
　コレ↓を引っ張ると、列車は緊急停車する。誰がどんな時に停めるめるのかな？　不用意に引っ張るとRs1000（≒¥3000）の罰金または懲役１年の刑。

Wonder. 25　-
　同コンパートメントのアムリタ（Amrita／左）＆イプシタ（Ipsita／右）母娘。イプシタさんは、コンピュータエンジニアの彼と近々結婚してアメリカに行くそう。今日はデリーの大学に通う弟さんに会って、コルカタの家に戻るところ。飛行機や一等寝台に乗っているインド人は、見た目は普通でも超ハイソな方ばかり。

Wonder. 26　★★
　到着予定時刻の5:00になった。降りる準備をしたけど外は真っ暗。何も見えず、全く到着する気配無し。日本だったら、今どこを通過中とか、何分遅れとか、車内アナウンスが流れたり、懇切丁寧に電光掲示板に表示してくれたるするのだが、そんなものは一切無い。乗務員らしき人影も見あたらず、みんな寝ている・・　早く着くことはないのだろうけど、なんとなく不安。5:30頃になって、やっと乗務員がうろうろしているのを発見。尋ねたら、あと１時間ほどかかるらしい。到着前に教えてくれるということで、ひと安心。でも不安・・f^_^;　
結局、１時間30分遅れの 6:37にヴァラナスィ（Varanasi）駅に無事到着。

Wonder. 27　★★★★★☆☆☆
　ヴァラナスィのホームに降りて、びっくり仰け反った！！.。oｏＯ(ﾟﾍﾟ／)／うゎっ
なんじゃっこりゃぁ〜っ!?　駅が肥溜だ!!　ホームに野良牛、ウンコ、浮浪者の大群？（後で、列車を待つ人々が、布を敷いて地べた座りしてただけと判ったが・・）
撮影禁止な訳だ！（軍事要所だから撮影禁止ってホントなの？）

Wonder. 28　★★
　約束したホテルのお迎え見あたらず・・　電話捜してうろうろしていたら、またまた親切なお兄さんが現れ、公衆電話所を教えてくれた。ホテルに電話したが、訛っていてさっぱり聞き取れず、その親切なお兄さんに替わってもらって無事解決。

Wonder. 29　★★
　ヴァラナスィの街は田舎の落ち着いた感じ。デリーとは違う雰囲気だ。ゴードウリア（Godowlia）から先はオートリクシャ進入禁止なので、降りて歩く。ダシャーシュワメード・ロード （Dashashwamedh Rd.）を抜け、ビックリするほど狭い路地に入り、お迎えの ヴィジェイ（Vijay）は、ずんずん歩いていく。夜だったら怖そう。人通りはかなり多い。薄暗い路地を通り抜け、パッと明るくなったと思ったら、ガナパティ・ゲスト・ハウス（Ganpati GH）に到着。

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